ビジネス本

収入10倍アップ「超速仕事術」感想とまとめ

収入10倍アップ超速仕事術」感想とまとめ

いつもyoutubeで閲覧している馬渕磨理子さんが書かれた本です。
お盆中の読書として下記と同時に購入しました。プライベートで投資をしてはいますが、私はいわゆる「投資家」ではないので、ビジネスパーソンとして読ませて頂きました。時間管理と仕事のカテゴライズは永遠のテーマであり課題です・・・。

 

なぜかお金が舞い込む人のコミュニケーション大全

自然な「声」で自然な「言葉」で「自分の考え」を伝えること
・高齢の方が聞きとれるくらいの「スピード」と「声のトーン」で話す
・中学生でも分かる「言葉」を使って話す
・ネットや人から見聞きした情報ではなく、「自分の考え」を話す

・まずは弱さを自覚する:○○は苦手

「演説スキル」より大事な「話し言葉で話すスキル」

「自然体のコミュニケーション」こそがビジネスにおける関係構築の鍵

△演説スキル:プレゼンや発表
△討論スキル:会議、話し合い
△演技スキル:プレゼン、動画収録
◎話し言葉で話すスキル:どんなシーンでも万能に使える

「熱い感情」を押し付けない⇒暑苦しいやつ

感情的=一過性⇒ムラがある、短期的、不安定な人
情熱的=持続的⇒ムラがなく、長期的、粘り強い

相手の頭の中にある「うさん臭い人カテゴリー」に入らないように、少しだけ言葉を慎む勇気を持つ。

相手の背中にそっと触れるように話を聞く

聞くことは話すことより難しい。相手の呼吸に合わせてゆっくり頷く。
※あいづちの打ちすぎには注意。

長話をサクッと切り上げる

「ちなみに○○さん」:相手の気分を害せず話を切り上げる
「と、言いますと?」:深堀したい時
「ええ、おっしゃる通りですね!」:肯定しつつ、さらに深堀したい時
「ええ、おっしゃる通りですが・・・」:反対意見を聞きたいとき
「ここまでの経緯を、どご覧になっていますか?」:話の切り出し、冒頭の質問で使う
「つまり○○(オウム返し)ですよね?」:次のテーマに進みたいとき
「ここまでのお話で・・・」:今の話題を一旦切り上げたい

セミナーや会議の「質問コーナー」では必ず1つ質問する

最初に質問することを決めておくとセミナー中も緊張を伴うので、しっかりと記憶に残る。かつセミナー後の交流会でも、周囲の人が自分を覚えておいてくれるので、名刺交換もスムーズ話題にもなる。

また会いたいと思われるトップ経営者の「すごい気づかい」

社外のスタッフにも最大限のリスペクトを!

1.スタッフが100%の力を発揮できるように気遣う
2.他社のスタッフに対しても「ほめ言葉」をかける

「愛メッセージ」を欠かさない

「私」を主語にして相手の行動を促すメッセージ。相手は命令されているわけではないのに、頑張ろうという気持ちになる。

アイメッセージ
「私は、この動画で御社の魅力をしっかり伝えたい」
「私は、視聴者のことまで考えて動画を作りたい」
「私は、せめて1万人くらいの人人はこの動画を届けたい」
「私は、貴方の編集だと、とても良いものが出来ると思う」

ユーメッセージ
「(あなたは)、動画で会社の魅力をしっかりと伝えるべきですよね」
「(あなたは)、視聴者のことまで考えて動画を作って下さいね」
「(あなたは)、再生回数、1万再生は最低ラインですね」
「(あなたは)、動画を上手く再生してね」

「君のおかげだよ」は仕事を円滑に回すマジックワード

出来る経営者は「9割」相手にしゃべらせる

媚びを売るな「したたかさ」をまとえ
△媚=自己中・・・自分の利益のための言動に見えて興ざめする
○愛嬌=他者愛・・・自分も相手もみんながほっこりする

予定は未定でもアポイントの調整は最優先で
1.スケジュール調整
2.請求(お金)関係
3.スケジュールが決まってからのやり取り
仕事のできる人は、まずは予定から入れると言いますよね。

メールやSNSの連絡は合わせる
1.ボリュームを合わせる
2.雑談の量を合わせる
3.丁寧語のレベルを合わせる
始めてお付き合いするお客さんとの熱量や温度感は、かなり気を使っています。この言い回し好きかな?とか。

ビジネスに活かすメンタル・ハック

「コスパの悪い働き方をしている」と意識しない。時間をコントロールしようとしないこと。どうせ出来ないんだから、出来ないと落ち込むよりも、これは大事なこと!と言い聞かせる訳ですね。

最悪のシナリオを想定しておく
ステップ
1.目標を設定する
└1年後に成し遂げたい高目の目標

2.ターニングポイントを書き込む
└ポジティブ要素・ネガティブ要素

3.「3つのシナリオ」をつくる
└ステップ2を参考にそれぞれのシナリオをつくる
※強気・中間・弱気

「ザ・趣味」という思い込みを取っ払い、仕事の中に趣味を見つけてみる。

スケジュール管理法

4つのステップで時間と効率化から解放される
1.作業をカテゴライズして優先順位を決める
2.1つの仕事に対して必要な時間の目星をつける
3.キャパオーバーの仕事は断る勇気を持つ⇒仕事量の数値化が人世を豊かにする
4.(1-3をやったら)「ほんとうにやりたいこと」をやる

①当たり前に求められている仕事は通常業務内にこなす
②好きな仕事、やりがいのある仕事をする時間を確保する

仕事を大きく「業務時間内」と「業務時間外」に分けるわけですね。

最初は「やらないことリスト」は作らない
└最初は「質より量」を追求する。

自分の価値に合わない・意義を感じない仕事は、キャパオーバーになってから捨てる。
量をこなすと「仕事のキャパシティ」が広がるメリットもある。

外部の人とのブレストミーティングに参加する
└複数の仕事を同時進行で進めていると、複数の切り口から情報を得ることが出来る。様々な現場に顔を出して、人との接点が多ければ多いほど、自分にはない切り口を得られる。交友関係の広い人は話題も豊富ですね。

難しく考えず、「積極的に外部の人と会う」を繰り返すだけでもOKです

自分を売り込む超プレゼンスキル

上手いプレゼンの条件
1.聞いている人(受講者)が分かりやすいと感じた
2.聞いている人(受講者)が参考になる情報を得られた
3.主催者や決定権者が納得し、内容に満足した

採用担当の場合は、説明会やセミナー内での話がこれに当てはまります。これまでの経験上、自分が「良かった」と感じた時ほど相手に響いていないことが多いですね。

「プレゼンは戦略」何となく話したら、絶対に失敗する
└これは本当にそう思います。(対象者が同じ・プレゼン内容が同じなど)慣れてきたらその場の雰囲気に合わせて話が出来るケースもありますが、準備に力を入れることは重要。自分の場合は「これだけ練習した」という自信で緊張を和らげています。

(プレゼンの準備)

いつ?・誰に・主催者・強いメッセージ・構成案・時間・補足
スライドの枚数は、2-3分/枚

(プレゼンのテクニック)

最初のスライドは「結論」から始め、そこから深堀していく。最近は「アジェンダ」からスタートするプレゼンも多いですが、採用活動でいうと、メニューですかね?

1.ここぞの問いかけ
└これはよくやりますが、受講者たちが飽きないよう、考えさせるよう、私も要所で入れています。

2.絶妙な「間の取り方」
└この「間」は、私も問いかけと一緒に使います。スポーツで流れが悪い時にタイムかける感じです。話しての余裕を生むというのも確かにそうですね。

3.最初と終わりは特にゆっくり
└これは意識したことはなかったです。「最後の印象」がその人の印象だそうです。

最初は依頼者のリクエストにとことん乗っかる
└一般的な観点(コモディティ)を徹底していく中で、独自性が生まれてくる。ホントにその通りですよね。基本を徹底してこそオリジナルといつも思っています。