ビジネス本

「メモの魔力」感想とまとめ

2019年に一番売れたビジネス書です。ミーハー的にゼロ秒思考と共に購入しました。
紹介されているメモの取り方は、仕事において難しいケースや慣れるまで技術が必要になるように感じましたが、Why型思考などに関してはメモ以外のシーンでも明日から活用できると思います。
課題をそのままにすることは人生と時間の放棄ですね。
以下備忘録です。

メモをとると良いこと

①知的生産性が増す→アイディアが産み出せるようになる
②情報獲得の伝導率が増す→情報の素通りがなくなる
③傾聴力の向上→寄り深い情報を聞き出せる
④構造化能力が増す→頭の中でフォルダ整理できるようになる
⑤言語化能力が増す→曖昧な言葉や概念を言葉に出来る

(メモの意味)
①記録:事実を記録する
②知的生産:新しいアイディアや付加価値を自ら産み出す

ファクト⇒抽象化⇒転用という最強のフレーム

①ファクト:擬態的な情報を正確に受け取る
②抽象化:具体的な事実から色々なことに応用出来るような法則を見つける。
(他の分野でも応用可能な気付きを得るということ)
③転用:②をさらに別の何か具体的なものに転用

(例えば)
①芸能人のYoutube参入
②個人個人がメディアになる
③サラリーマンの生き方(大きな組織に所属するメリット)

抽象化の3種類

抽象化する際に何と問いかけているか?

What型
別の名前を付けて呼び出す。転用した際の威力は弱まるが、レトリック(言語化)が上手くなる。
・関係性軸(男と女、右と左)
・物質軸(雨、炎)

Why型
商品などの何が刺さっているのか?を抽出して転用したい時に問う。
・ヒット軸(何が当たったのか)
・インサイト軸(本当は何が言いたいか)

(ビジネスで注目したい4項目) 
①世の中でヒットしているもの
②自分の琴線に触れるもの
③顧客からの要望
④社内での問題や課題

How型
目の前の現象にはどんな特徴があるのか?ということを深堀りして考える。
・特徴軸(どんな)

他の具体への転用可能性が高く、転用した際のインパクトも大きいので、
「How」と「What」は特に重要。

モチベーションの2類型

トップダウン型
自分の大切な人生の軸が決まっている。
自分はお金持ちになることが一番大切な価値観⇒逆算して行動する。

ボトムアップ型
自分がワクワクする度合いで重要度を決めていく。自分が一番血が湧き肉躍ることを選択する。 

 

過去に目を向けるのではなく、新たなことに触れて少しでも選択肢を増やす。

自分とアポをとる(タイムマネジメント)

メモで創造の機会損失を減らす

シャワー中はインプット情報が少ないのでアウトプットが活性する。

サマリー:何をアジェンダで話し合うか
標語:一言で言うとこれは何の話か?