デブは採用されないの?
「太っていることは就活においては不利なんでしょうか?」
「スタイルのいい人の方が採用されますか?」
「就活に体型って関係ありますか?」
顔採用(イケメンは採用されやすいのか?問題)同様に、採用における体型に関わる質問は、いつの時代の就活においても一定数必ず湧き上がる問題です。
今回は、はたして体型が採用の有無に関わるのか?関わるのであれば、なぜ就活の有利不利に関わってくるのか?を語っていきたいと思います。
この問題ですが、早々に結論から言ってしまえば、
「就職活動において体型の有利不利はあります。」
多くの企業において、体型は採用判断の基準になっているはずです。
太っている人があまり好きでない人は、ご自身がなぜそう思っているのか?ということを自身に問いかけながら、この先の記事を読んで頂けると納得してもらえると思います。恐らく共感することも多いはずです。
太っていると不健康そう
まず最初の理由はこちらです。中には奇跡のデブと言われるような健康優良児もおりますが、やはり太っている人は不健康そうに見えるものです(やせ過ぎもひ弱で不健康そうですが)。
面接官が選考時に、聞きたいけど聞けないこととして、健康に関することがあります。もちろん健康診断書の結果は提出してもらうものの、あくまで入社の段階です。病気は治ったと書いてあるし、本人も言ったはいたけど実際はどうなのか??そんな懸念がある場合、太っていることは「不健康」という目に見える判断材料になってしまいます。
血糖値高そう、糖尿っぽい、高血圧?別に数値が履歴書に書いてあるわけではないですが、見た目で不健康のグループに真っ先に入れられてしまいます。
太っていると自己管理能力が低そう
採用活動を通じて採用担当は様々な能力を選定していますが、履歴書や職務経歴書など書面での情報や面接でのやり取りは、あくまでの応募者から本人からの自己申告であり絶対的な証明ではありません。
そんな絶対的な証明材料が欲しい我々にとって、太っていることは「自己管理が甘い」という可視化された材料にもなるのです。
「食べたい時に食べたい物を食べる。」深夜にケーキが食べたいからと欲望のままに食べる人と、こんな時間に食べたら体に悪いと判断して我慢する人。日々の生活の中で欲望に負けることを繰り返しているわけです。
よく嫌いなタイプとして挙げられるキーワードに「チビ・デブ・ハゲ」というものがありますが、この中で体型だけは自己管理でコントロールが出来ることです。
自己管理が出来ていないと、不健康にもつながります。仕事をする上で最も重要なことは「健康」です。
そもそも制服がない
すごくやる気のある応募者で人柄も良さそう!
でも。。。
そもそも制服のサイズがない。お客様の座席の間に体が入らない。お店のカウンターの中がとても狭い。
笑えそうな話ですが、これらは体型が理由で不採用になった実際の事例です。
「じゃあ言ってくれればいいじゃないか!」そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、言えるわけがありません。今は雇用した後だけでなく、面接時のことも簡単に書き込まれてしまう時代です。
知らないうちに話に尾ひれが付いて、「面接時にデブだと言われて不採用になった」そんな風に言われたりするわけです。
何となく思い当たる人は察してください。痩せていればあなたは採用されたかもしれないのです。
太っていると就活は不利か?結論
今回のテーマに対する回答ですが、太っていると就活には不利です。
細かく言えば、体型は選考の合否に関わってきます。
メラビアンの法則でも「第一印象は見た目が55%」と言われています。
しかもこれは就活に限ったことではありません。ビジネスの現場でもそうです。せめて痩せる努力をしましょう。そして就活中の人は、逆手にとって痩せる努力をしている(実際に痩せた)エピソードや、数値化した今後の目標を面接時に使いましょう。