リーマンショックの少し後に書かれたものですので、就職環境が良いタイミングで就活をした人や、就活をしている学生が読んでもピンと来ず、採用担当者には懐かし時代かもしれません。
母集団形成(2018卒対応中)は今よりも楽でしたが、面接や選考などスクリーニングが難しかったこと、当時やっていた就活支援などを思い出します。
とはいえここに書かれていることは、いつの時代の就活においても知っておいても
マイナスになることはありません。
就活支援は今もやっていますが、できれば就活生は就活を始める前にいわゆる「就活本」を3冊くらい読んで欲しいなと思います。
以下備忘録です。
2000年 171万人(21歳人口) 41万人(民間企業就職希望者) 64万人(院生含む)
2009年 137万人(21歳人口) 45万人(民間企業就職希望者) 68万人(院生含む)
※大学への進学率は上がった。
“自分のことをよく知っており、相手からの視点を考えて自分をどう見せるか“
→ストーカー的思想を持たない(自分中心の考え方)。
内定率:内定を持っている学生÷就職希望者数
就職率:就職者数÷就職希望者数
(二極化する求める人材)
国際的企業:グローバル人材
国内市場中心企業:イノベーションを起こせる人材
問題解決能力はもちろん“問題提起能力”が必要
同じ自己PRでも伝え方で変わる。3対1の野球の試合でも解説で変わる。
本当にやりたいことは、社会人になって色々な人に会って変わっていく。
何もかも正直に答えれば良いわけでない(ウソも含めたコミュニケーション能力)
「就活に向けて備えること」
常日頃から仕事を意識する。(楽しそうな面、大変な面を想像する)
飲食店に行った際の店員の仕事や対応する態度など。
当たり前を意識する:両手で書類を渡す。「ごちそうさま」「ありがとう」の一言。
同じレベルの者だけではなく、様々な人や第三者の視点を入れる。
企業側はPCでメールをチェックしている(学生はスマホが多い)
毎日ありがとうという意識を持つ