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エントリーシートは全部見てる?手書きがいいの?
今回のテーマは、就活で誰しもが通るこのテーマ、”エントリーシート”です。
就職活動において最初に立ちはだかる壁ですね。
今回はそんなエントリーシートに関わる質問で、よくされる2つの疑問に対して回答して行きたいと思います。
採用担当はエントリーシートを読んでいるか?
「採用担当はエントリーをちゃんと読んでいるのでしょうか?」
これはいつの時代もよくされる質問です。
住所や氏名などの基本情報は同じかもしれませんが、志望動機や自己PRなど、時間を削り必死に書き上げた
渾身のエントリーシートを提出する学生の立場になってみれば、この疑問を持つことは十分に理解できます。
多い企業では、数千の応募書類が届きますが、その一つ一つを実際にしっかりと見ているのか?1人5分だとして、仮に2000人で1万分。時間に換算すると166時間。20日以上。
一枚一枚しっかりと読んでいる、見ずにそのままシュレッダーされるものがほとんど、天井に向かって投げてみて、表面になった物だけ読む。手書きの物だけ確認する。写真だけで合否を決めている。
この「エントリーシートちゃんと見てるいるのか?問題」に関しては上記に挙げただけでなく、様々な噂話が出回っているようです。
エントリーシートはチェックしてます
エントリーシートをしっかりとチェックしているか?という質問に対しての回答。
全体に対しての回答は正直わかりませんが、「私の知る限りそれはない」です。
私自身が採用担当として活動している時や、これまで接点を持ってきた企業の採用活動の中で、エントリーシートを粗雑に扱っていた企業はありませんでした。
むしろ学生側がエントリーシートを粗雑に扱っているかをチェックしていました。例えばエントリーシートにコーヒーをこぼしたようなシミが付いていたり、折れ曲がっていたり、少し前にはタバコの匂いなども気にしていました。そういったエントリーシートの場合は、すでにマイナスからスタートしているので、中身以前の問題です。その点から言うと、しっかり読んでいない可能性もあるかもしれませんね。
各社の採用担当がどこまで熟読しているかはわかりませんが、少なくとも全く読まずに捨てるようなことはしていないはずです。
「エントリーシート本当に読まれているのか?」
そんなことを考える余裕があるのであれば、読み手側がこの書類を受け取った際の気持ちや状況を考えながら書いてみてはいかがでしょうか?
エントリーシートは手書きがいいのか?
続いてはこちらの疑問です。「エントリーシートは手書きの方が良いのか?」
結論から言えば、こちらはもう正直どちらでもいいです。※もちろん提出に際して「手書き」と指定があれば、手書きで提出しなければなりませんが。
しかし「エントリーシートはパソコン作成、手書きどちらでもOK」こんな書き方をされると、正直悩む方も多いと思います。
「手書きで書いた方がやる気があるように見えそうだな。」
こんな風に考える人も多いでしょう。
実際に採用担当の中には「手書きの方が志望度が高い学生」と捉えている人もいますが、誤解を承知で言えば、企業は採用活動を通じ、やる気のある人よりも優秀な人やマッチした人を採用したいのです。
エントリーシートは中身が重要です。基本情報は同じで、企業毎で変わる部分なんて一部だけです。
これから先社会人として生きていく中で最も重要なのは「時間の使い方です」
手書きで1枚作成するのに30分かかるのに対して、パソコンで作成するのが10分で完了するのであれば、
そこで20分別の作業ができることになります。ビジネスで基本的な考え方です。これから先、新人時代は特にスケジュール管理をうるさく言われるはずです。
手書きのエントリーシートを求める企業がなぜ手書きにこだわるのか?真意は分かりませんが、個人的に思うのは2つです。
一つは、手書きにこだわる会社はそれが企業文化の可能性ということ。二つ目は、足切りでエントリーシートを使っているので、更に手を掛けさせようと考えていること。
改めて言います。エントリーシートは手書き云々よりも中身です。
余裕のできた時間で是非見直しを
エントリーシートをパソコンで作成すると時間に余裕も出来るはずです。そんな時間をぜひ見直しに使ってください。
パソコンで作成するとコピペの使え、間違いもすぐに直せるため楽でいいのですが、その反面テンポよく進むからなのか、変換ミスやコピペの消し忘れなどを時々見かけます。
何度も言いますがエントリーシートは中身が重要です。作成時間が短くなった分、余った時間をぜひ見直しに当てて下さい。