Contents
思考を広げる
As is / To be
As is(現状)⇒To be(あるべき理想の姿)
└あるべき理想の姿と現状の間にあるギャップを可視化する
・理想の姿を言語化
・現状を理解して問題を把握できる
6W2H
8つの問いを用いて、問題を多面的に捉える
who:誰が
└人物や組織・グループなど⇒主語
whom:誰に
└ターゲット、ペルソナなど⇒対象者
what:何を
└問題や事象⇒商品やサービス
why:それはなぜ
└市場分析、目的、原因、ゴール⇒購買理由
when:いつ
└実行日、納期、時間軸
How:どのように
└手段やプロセス⇒手順
How Much:いくらで
└価格戦略
where:どこで
└場所や位置⇒地理情報・エリア
原因を明らかにする
なぜなぜ分析
とにかく問題を掘り下げて考える
└解決が可能なことを、論理的に説明出来るまで掘り下げる。
①数値の入力ミスに気付かなかった
なぜ⇒②発注業務に関する認識が甘い
なぜ⇒③チェックのフローやルールがない
なぜ⇒④現場の店長に任せっぱなし
なぜ⇒⑤全店での共通ルールがない
コントロール可能・不可能
内部で解決が可能なのか?社会的(外部的)要因なのかを切り分けて考える
可能:商品のマンネリ化、後継者が見つかっていない、技術伝承のマニュアルがない
不可能:商店街がシャッター街になってきた、仕入れ先の会社が倒産した
問題を整理する
ロジックツリー
情報の階層を整理して全体像をつかむ
問題確定⇒主な原因を書き出す⇒原因を細分化する⇒各要素について繋がりがあるかチェック
※ツリーの右に行くほど情報が細分化され、左に行くほど情報が要約される。
課題解決シート
問題を解決するために取り組むべきことを理解する
①解決すべき問題
└解決すべき問題は複数あっても、1つの課題解決ごとに行う
②取り組むべき課題
└設定した問題を解決するために取り組む課題を書き出す。課題も複数出た場合は1つに絞って記入。
③課題の要素を整理する
└6w2hを意識して課題の概要を整理する。
優先順位の決定
緊急度/重要度マトリックス
課題の優先度を可視化しマッピングする
意思決定マトリックス
定量的・客観的に選択肢を評価する
①評価対象を整理する
└取り組みたい課題の候補を選択。課題の概要が伝わる最低限の情報記入は必須。
②評価項目とその重みを記入
└項目と重みは目的に応じて設定。評価項目:緊急性、実現性、将来性、重要性、収益性、効果性、インパクト、優位性、展開性
③評価を行う
└全項目で点数化。
自社やマクロ環境について分析
PEST分析
自社の事業や組織に影響を与える「マクロ的な環境要因」を考えるのに便利なフレームワーク
Politics:政治/Economy:経済/Society:社会/Technogy:技術
ファイブフォース分析
業界内の競争構造を可視化する
買い手
└供給量・差別化・価格相場・顧客の占有率
売り手
└需要量・仕入先の独自性・仕入れ先の占有率
業界内
└競合企業はどれくらい?
新規参入
└秘術難易度、規模の経済、法規制
代替え品
└代替品業界の規模、代替品のコスト・数、提供価値の高さ
VRIO(ブリオ)分析
自社の競争優位性を分析
①分析の対象となる自社の資材を記入
②各資材についてVRIOに従って情報収集や評価
経済価値(Value)
└その資材を持つことで機会を生かせるか?競合の強みを無力化出来るか?ピンチを無効化出来るか?
稀少性(Rarity)
└その資材を活用している競合は少ないか?
模範困難性(Inimitability)
└他社がその資材を獲得するにはコストが必要か?保有することで不利な状態にかかるか?
組織(Organization)
└資材有効化の仕組みやルール、フロー、制度は整っているか?
SWOT分析
自社を取り巻く環境を分析。強みや弱みを分析するフレームワーク。
内部環境:人、モノ、カネ、DB、経験値
外部環境:世の中の動き、動向、ニュース
競合について分析
4P分析
競合のマーケティング、戦略を4つの要素から分析
Price(製品)/Price(価格)/Place(流通)/Promotion(販売促進)
└+α「誰に」(ターゲット)・「何を」(届ける価値)
バリューチェーン分析
事業運営プロセスを分解して分析する
活動を切り分けて考えることで、競争優位性を細かく分析。各活動のコストや貢献を分析。
制限なくアイディアを発想する
マンダラート
キーワードの連想によってアイディアを広げる
形態分析法
対象になるテーマや課題に対して、構成する変数を明記して要素を広げる
オズボーンのチェックリスト
9つの問いを用いて新たな視点を得る
テーマ(キーワードやアイディア)に対して
転用:ほかの方法で使えないか?新しい道はないか?
応用:似たようなアイディアはないか?他からアイディアを借りる
変更:色、形、デザイン、使用、利用方法
拡大:大きく、高く、長くしたら?頻度や割合を高める
縮小:小さく、薄く、短くしたら?、機能、情報を減らす
代用:素材や人、物、場所、方法を代用出来ないか?
置換:要素や順番、配置、パーツ、プロセスの置換
逆転:上下左右、前後、内と外、順番、考え方を逆にする
結合:セットにしたり新旧や真逆の要素を組み合わせる
(コーヒー)
転用:コーヒー色の手ぬぐい/応用:コーラのようにブランディング/変更:透明に出来ないか
拡大:ペットボトルにできないか/縮小:一口分のコーヒー/代用:風味のノンカフェインコーヒー
置換:食前コーヒー/逆転:バリスタに価値を持たせ全国出張/結合:コーヒーを飲む為の図書館
戦略の方向性を考える
アンゾフの成長マトリクス
自社事業の成長戦略を考える
市場(顧客)と製品について、既存と新規の象限に分類して事業戦略の拡大を思考。
①が一番容易で④が最も難しい。②③どちらに展開していくか?
クロスSWOT
SWOTを利用して自社の強みを生かす戦略を考える。
特に着目するのは「強み×機会」の部分。優位性を最も発揮。
STP分析
誰に何を提供するか?
①セグメーション(Segmention)
└市場を細かく分析。売るべき相手を大まかに考える。
地域、人口密度、性別、収入、趣味嗜好、価値観、思考性、時間、行動パターン、購買状況など。
②ターゲティング(Targeting)
└細分化したセグメントから、売るべき顧客を絞る。
市場の成長性、競合状況、優先順位、到達可能性など。
③ポジショニング(Positioning)
└ポジショニングマップを作り、提供価値と差別化をする。
(ポジショニングマップ)
どのように実現するか考える
AIDMA
顧客の心理を意識して施策を考える
①顧客の状況を書き出す
└各段階で、顧客がどのような状況に置かれているのか?を書き出す。
②顧客のニーズを書き出す
└各段階で顧客が求めていることや、困っていること、課題として抱えていることを書き出す。
③コミュニケーション施策を設計する
└①②で書き出した状況とニーズに対応するコミュニケーション施策を設計する。
目標設定をする
ARRR(アー)
収益化までの各段階における指標を設定
獲得
└顧客へのサービス周知、登録を目指す。
活性化
└初回利用で高い満足度を目指す
継続
└継続的利用(高い利用率)を目指す
収益化
└収益化および収益性の向上を目指す
SMART
目標設定の「質」を高める。より具体的に目標を設定する。調査データや現状分析を元に、適度な難易度を設定することが重要。
結果を振り替える
KPT
結果を振り返り、今後のアクションを考える
意見を伝える
DESC法
アサーティブに意見を伝える(相手を尊重した自己主張)
Describe(描写する)
└状況や相手の行動だけを説明。
Explain(説明)
└自身の想いを説明
Specipy(提言)
└具体的な提案をする
Chooce(選択)
└選択してもらう。
例:タイト付けジュールの中で仕事を依頼された
D:自身のスケジュールを、客観的な事実と状況で具体的に伝える
E:Dで伝えた客観的な事実に対し、主観的な気持ちを述べる
S:状況を変えるための具体的かつ現実的な代替案を提案
C:提案について出た回答の為にどうするか?