社労士の方が書いた採用関連の本です。
比較的オーソドックスな内容になっているので正直あまり新しい発見はなかったです。社労士という仕事柄なのか求人の書き方や契約について、離職率の低い働き方の問題など母集団形成に対しての部分が強い内容だった印象です。個人的な考えにはなりますが、採用の仕事って応募者の人それぞれのストーリーを過去未来問わず、描き想像させる仕事なので、ハード面だけではなかなか解決しないように思えますね。以下備忘録です。
面接官をやってもらう人
→現場で直接その人に仕事を教える人物を選出する。※自分と関係あるため
手書きの履歴書を提出させる意味
→届いた履歴書から判断できる情報が増える。応募へのハードルが上がるため気軽な応募が減少。
履歴書を事前郵送させる意味
→決められた時間内での判断が困難。事前準備や予測ができるためより判断の時間が長くなる。
アルバイトから正社員採用する際の注意点
→すでに分かっているからと省略せず、正社員同様しっかりした手順を踏む。
採用活動の中で多くのスタッフを巻き込む必要性
→採用に対しての責任を感じ、入社後の教育にも力が入る。
正社員経験者を優先する理由
→正社員としての経験のあるなしでは、仕事に対しての意識や責任の差にもつながってくる
採用専用の資料を準備する
→会社案内では営業用の資料(営業用パワポ)などは使用せず、採用専用の資料を準備する。
年齢制限した求人募集
長期勤続によるキャリ形成を図る
期間に定めのある場合はNG、業務経験不可、新卒初任給
技術継承などを理由にする場合
期間に定めのある場合はNG、今回募集する年齢層が大幅に少ない
芸能、芸術の分野において、表現の真実性等の要請がある場合
子役など年相応に必要なとき