知らないと損することや知っておいた方が良い法律関連のことが書いてありますが、
個人的には結構きれいごとが沢山書いてあるように思えて再読はしていません。
名前を上げている企業の環境において、成長したり充実した生活を送っている人も一方で数多いるわけです。最近ブラック企業という言葉に世の中が過敏になり過ぎている印象も受けます。
たしかに劣悪な環境を攻撃して是正させる必要は大いにあるのですが、逆に「ブラック企業」という言葉を作り出し大きく括ってしまうことで、誤った形で定着させた罪もあるのではないでしょうか?
以下備忘録です。
ブラック企業のパターン
大量募集
1.月収を誇張する:固定、定額残業代を基本給に含む
2.正社員という偽装:試用期間の悪用。期間中は契約社員。
選抜
3.入社後続くシュウカツ:入社後の選抜競争
4.戦略的パワハラ:解雇の規則を免れるため「自ら辞めた」形をとる
使い捨て
5.残業代を払わない
6.異常な36協定と長時間労働
7.辞めさせない
無秩序
8.職場崩壊:会社の狙いがわからない
退職・辞職・解雇の違い
退職:どちらから申し出ても良い。自己都合、会社都合。
辞職:労働者から。2週間前までの申し出以外法的規制なし。
解雇:使用者から申し出。法的に強い規制あり。
(解雇の種類)
1.普通解雇
2.整理解雇(企業全体の赤字、解雇回避努力、人選合理性、労働組合・当事者との協議)
3.懲戒解雇
うつ病になる前に5つの思考・行動を
1.自分が悪いとは思わない
2.会社のいうことは凝ってかかる
3.簡単に諦めない
4.労働法を活用する
5.専門家を活用する
<ブラック企業と争う方法>
1.個人的に交渉する
2.行政を交えて交渉する
3.労働組合に加入して交渉する
4.裁判に訴える