ビジネス本

「で、結局何が言いたいの?と言われない話し方」感想とまとめ

話が長いので、改めて自身を見直そうと購入した本です。
今読んでみても、背筋が伸びます。
以下備忘録です。

コミュニケーションについて

1.受け手が知覚して始めて成立する
→大工と話す時は大工の言葉を使え (相手のわかる言葉で)

2.受け手は期待を持っている
→逆の意味で取られる可能性もある(相手は期待しているので)
期待していない発言を無視するだけならまだしも、悪い意味で取られる可能性もある

3.コミュニケーションは受け手に何かを要求する
→受け手にとって負担が大きい(受け手側の考えや行動を変える)

4.コミュニケーションは情報ではない
→相方が何らかの理解を共有しなけれならない
(お互いが水は水と認識してこそコミュニケーションは設立する)

事実と意見は区別する

ビジベスで赤b略を決めるなどの意見が関わるような場面では、「事実」と事実に基づいた「意見」は述べる力が重要になる。

話を組み立てる

①相手の状況を確認する
相手が今どこにいるのか?どんな状況なのかを確認する(電話できる状況か?など)

②概要を示す
大事なことは最初に短くが原則。

③詳細を説明する
概要を伝えた後でその詳細について伝える

最初に伝える数字を示す

「ポイントは3つあります。1つは~」というように、話をする項目数を伝える。
話を聞く前に項目数がわかるので、相手も整理しやすい。

大事な話は事前にプレビュー

大事な話ほど事前に周囲の人に事前にレビューしてもらうと、話の内容に慣れて質がある。
人に見てもらう前に一人でもレビューする方法は次の3つの項目で自分に質問する。
①本当?(True)②どうして?(why)③で、どうしたい?(so what)

打ち合わせや会議での貢献

①口火をきるスタートの②舵をとる③発言を促す

メインメッセージは3回伝える

メインメッセージを一度しか言わない人がいるが、聞き手は一言一句しっかりとは聞いていないので、一度聞いただけでは頭に残らない。「何を言うか?」「言う」「何を言ったか言う」の順で伝える。

アプローチ

①ドリームアプローチ(これをするとこんな素晴らしいことがある)

②ディザスター・アプローチ(これをやらないとこんな大変なことがある)

ビクビクするよりワクワクする方がいい。脅して頑張って番協するのは上位1割の子だけ。
継続的な努力を期待する場合ドリームアプローチ。
買うか買わないか迷っている時に一瞬判断を後押しするのはディアザスターアプローチ。