大学訪問

大学訪問キャリアセンターの連絡先まとめ

大学訪問キャリアセンターの連絡先まとめ

大学訪問と聞いて、「真っ先に思い浮かべるのはキャリアセンターへの訪問」という方も多いことでしょう。

採用活動の一環として大学訪問をすると決まったものの、「まず何からすればいいのか分からない」。そんな方は、まずはキャリアセンターに連絡を入れて訪問するためのアポイントを取りましょう。

今回の記事では、「あら便利!」な内容、全国の大学キャリアセンターの連絡先をまとめております。

東京都にある大学キャリアセンター連絡先

日本には2020年度現在で795校の大学があるそうですが、令和2年度の学校基本調査によるとやはり人口同様で、「東京都」が最も多く、143校が集中しています。

JR、地下鉄と交通手段も整備されており、立地も比較的便利な東京都。東京都に採用の本部があり、OBやOG関係で行く研究室や大学が決まっているわけではない企業は、取っ掛かりとして東京の大学から大学訪問を始めてみるのは如何でしょうか?

23区外に行くと、駅から遠い大学も多いですが(笑)

キャリアセンター連絡先東京-大学訪問で採用-
キャリアセンター連絡先一覧-東京にある大学- 東京23区内の大学 法政大学 市ヶ谷キャンパス 03-3264-9600 i-kyujin@ml.hosei.ac.jp ...

近畿圏の大学キャリアセンター連絡先

続いて近畿圏ですが、こちらは大阪を中心に京都、兵庫の2府1県を中心に大学が点在しています。近畿圏の大学数の合計は156校になるので、ざっくり言えば東京都の大学数とだいたい同じくらいの数です。

こうして改めて数字のみを見てしまうと、超集中都市東京を中心とした関東エリアには大きく見劣りするものの、昨今の学生達にある「地元志向」「近くで働きたい想い」を考えると、西日本を抑えるためにもその中心である大阪・京都は外せないでしょう。

特に全国的に支社がある企業の場合は、東京・大阪それぞれを中心に大学訪問をして下さい。

ちなみに奈良県には、国立の総合大学がありません。

大阪府の大学数:55校・京都府の大学数:34校・兵庫県の大学数:36校・三重県の大学数:7校
奈良県の大学数:11校・滋賀県の大学数9校:・和歌山県の大学数:4校

 

東海エリアの大学キャリアセンター連絡先

トヨタ王国のある愛知県を中心とした東海エリアは、終身雇用など古きよき?日本の雇用を象徴するエリアですあり、その関連会社だけでなく、デンソーやブラザーなどメーカーも多く、機械系をの学生を中心に採用激戦区として知られています。

そのため、機械系の学生を採用したい企業は、愛知県を中心としたこのエリアでの採用活動には、苦戦を覚悟した方がよいでしょう。

またここで指している東海エリアとは「愛知県」「岐阜県」「静岡県西部」にあたり、山梨県は東京の多摩エリア、静岡県東部は神奈川県を、多くの県に囲まれる長野県は、隣接したエリアを意識した方が良いでしょう。

愛知県の大学数:51校・岐阜県の大学数:13校・静岡県の大学数:13校・山梨県の大学数:7校
長野県の大学数:9校


北陸エリアの大学キャリアセンター連絡先

北陸新幹線「輝」が開通してから、関東から北陸へのアクセスが良くなり、北陸エリアの大学を採用対象としてみる企業も増えたようです。

とはいえ北陸エリアは横に長いので、福井は関西エリアの企業の方が対象エリアとなり、新潟は場所によっては、仙台方面に学生が流れる大学もあります。

また、北陸は地元志向が高く、圏内就職に拘る傾向が以前から強い印象もあるエリアになります。

新潟県の大学数:21校・石川県の大学数:13校・富山県の大学数:5校・福井県の大学数:6校

関東エリアの大学キャリアセンター連絡先

神奈川、埼玉、千葉と、ある程度大学数はあるものの、関東エリアにある大学の合計数は118校と、東京の143校には届きません。いかに東京に人口が集中しているかが分かると思います。

首都圏にある企業は、上記3県も含めて大学の選定をして頂き、逆に関東にある企業は東京の大学も対象に入れて下さい。

神奈川県の大学数:31校・埼玉県の大学数:28校・千葉県の大学数:27校
茨城県の大学数:9校・栃木県の大学数:9校・群馬県の大学数:14校

北海道・東北エリアの大学キャリアセンター連絡先

大学数37校と、全国でも4位の校数を誇る北海道ですが、面積が広いので移動を考えると大学訪問という観点からはなかなか現実的ではないかもしれませんね。

ちなみに北海道は国立大学だけで言えば7校、国公立でいうと13校大学があり、非常に比率としては高いエリアになっています。広い敷地という環境を生かした大学が多いのが理由なのかもしれません。

面積に対してという観点でも圧倒的に大学数が少ない東北エリア。

地方から通っている学生は卒業後地元に帰るケースや、就職を機に仙台方面に行ってしまうケースなど、北陸同様に、東北新幹線が出来たことによって地元を離れる学生も、以前に比べて増加したようです(あくまで先生やキャリアセンターの話によりますが)。

そのため地元企業と地元大学が協力して「県内企業限定の合同説明会・企業説明会」を行い、結果的に地元メーカーが採用競合になることもあります。

エリア志向の強い学生にとっては、「地元で就職」「就職エリアの限定」というキーワードが刺さることもあるそうです。

北海道の大学数:37校・青森県の大学数:10校・岩手県の大学数:6県・宮城県の大学数:14校
秋田県の大学数:7校・福島県の大学数:8校・山形県の大学数:6県

中国・山陰エリアの大学キャリアセンター連絡先

中国山陰エリアと言えば、やはり「広島大学」が雄というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、学生の動きもまた隣接する県を含め、広島県に学生が集まって来るような印象を受けます。※兵庫県の西側なども。

何かと「少なさや小ささ」を話題にされる鳥取や島根ですが、大学数のランキングにおいてもワースト1位(佐賀県とタイ)と3位となっています。このエリアは、地元以外から大学訪問などで来校する企業が少ないため、キャリアセンターも企業に好意的な担当者が多いです。

ちなみに島根県は、私立の大学が存在しない唯一の県となっております。

広島県の大学数:20校・岡山県の大学数:18県・山口県の大学数:10校
鳥取県の大学数:3校・島根県の大学数:2県

四国エリアの大学キャリアセンター連絡先

四国エリアは地元の学生を含め、「就職を機に本州」と考えている学生も多いので、むしろ遠方のエリアで展開している企業にもチャンスがあります。

ただし、北海道同様に効率が悪くなると思いますので、OBOGなどの繋がりを使いながら効率よく回って頂いた方が良いと思います。

高知県の大学数:5校・愛媛の大学数:5県・徳島県の大学数:4校・香川県の大学数:4校

九州エリアの大学キャリアセンター連絡先

最後は九州エリアです。九州の雄と言えば言わずと知れた旧帝大の九州大学です。一度は行ってみるといいと思いますが、校内がかなり広いので注意して下さいね。

九州エリアの学生も、「就職をするなら本州」という四国の傾向があり、むしろ関西や関東に拘る学生よりも広範囲での就職を視野にいれています。

ちなみに沖縄の大学訪問に積極的な方を時々見かけますが、そういった方はまず冬の東北に行って下さいね(笑)

福岡県の大学数:34校・佐賀県の大学数:2県・大分県の大学数:5校・宮崎県の大学数:7校
熊本島の大学数:9校・鹿児島の大学数:6校・長崎県の大学数:8県・沖縄県の大学数:8校

以上、各エリアのキャリアセンター連絡をまとめてみました。

大学訪問に興味のある方はぜひご参考にしてください。