大学訪問

日大はどこのキャンパスに行けばいいの?-大学訪問-

日大どこのキャンパスにいくか?-大学訪問-

日大はどこのキャンパスを訪問するか?

いきなり「日本大学」を名指したタイトルにはなりますが、今回は日本大学に関しての話というわけではなく、「複数キャンパスがある大学の訪問」についてがテーマになります。

複数のキャンパスが存在する大学は沢山ありますが、キャンパスが複数ある大学を訪問する場合は、一体どこのキャンパスを訪問すればいいのでしょうか?

一番大きなキャンパスに行けばいいのか?自社に近いキャンパス(通いやすいキャンパス)を訪問すればいいのか?文理それぞれのキャンパスを訪問すればいいのか?

調べてみようと大学のHPを確認してみても、どこのキャンパスを訪問すればいいのか?というのは意外と記載されていません。

「折角訪問したものの無駄足になってしまった」

こんな事態が起こらないように、事前確認はしっかりとしておきましょう(私も以前一度ありました!)。

ということで、複数キャンパスの大学訪問についてご紹介していきたいと思います。

文理はキャンパス毎に訪問が基本

「複数キャンパスがある大学の訪問」についてですが、はっきりと文理でキャンパスが分かれている大学の場合は、「キャンパスごとに訪問」すると言うのが一般的です。

一言に文理が分かれていると言っても、明治大学(生田と御茶ノ水)や、法政大学(市ヶ谷と小金井)のように、こっちは文系でこっちは理系と、比較的わかりやすく分かれている大学もあれば、「比較的文系学部が固まっている」と言うニュアンスのキャンパスもあります。

はっきりと分かれている場合は、それぞれに文理のキャリアセンターがありますが、後者の場合は少しややこしく、例えば比較的理系が固まっている側のキャンパスには理系用のキャリアセンターがあり、もう一方のキャンパスは、文理不問の総合的なキャリアセンターがそれぞれ存在します(この場合、理系の学生は別キャンパスの理系用キャリアセンターで情報を見ていることもあります)。

先ほどHPに記載がないと言いましたが、文理限定での採用を行っている場合は、アポイント電話をかける際に一緒に質問しましょう。

「どちらのキャンパスに行けば良いのか?」

同じ理系の中でもさらに細分化している場合(●●科と△△科が異なるなど)は、教えてくれることもあります。

キャンパスごとに訪問する

先ほどご紹介した「比較的固まっている」というケースですが、その場合は「キャンパス毎に訪問して下さい」。

何でややこしい分け方にしたのか?と眉を顰めたくなるかもしれませんが(全ての大学で詳しく聞いたわけでないので勝手な憶測も混ざりますが)、学部や学科の分野云々で分けているのではなく、大学や学部の成り立ちや歴史によって現在の編成になっている大学もあります。

元々の敷地が手狭になったため、少し離れた地域に土地を購入して新学部を設立。こんな話も聞きます。

工学部の応用化学科と理工学部の応用化学科が別キャンパスに存在。なぜ?ということもあります。

大学によって様々な事情があると思いますので、一見して分野やキャンパス規模などに大きな違いがない場合は、とりあえず無難に両方とも訪問しておきましょう。

一応確認の仕方としては、キャンパスごとのHPがあり、さらにキャリアセンターのページも用意されていれば、間違いなくそちらのキャンパス内にはキャリアセンターは存在しているはずです。

「複数キャンパスがある大学の訪問」においては、恐らく一番多いのがこのケースになると思います。

メインキャンパスが存在する

複数キャンパスが存在する大学への訪問で、私が個人的に一番分かりやすいと感じているのが、「メインのキャンパスが存在する」というこのパターンです。

このケースを極端に言うと、圧倒的に大きなキャンパスが一つ存在し、その他のキャンパスは単一学部というパターンです。

例えば?と聞かれるとすぐに出てこないのですが、、、

高知大学や山形大学など、農学部が別キャンパスにある大学などはこの傾向が強い印象を受けます。

勝手なイメージですが、「農学部」が単独で存在しているキャンパスの場合は、キャリアセンターの存在が薄く(あっても小規模)、就職支援機能はメインの大きな方のキャンパスに委ねているような印象があります。

先程名前を挙げた両大学、山形大学の鶴岡キャンパスや高知大学の物部キャンパスは、朝倉や白川に比べて小規模なのが分かると思います。

学年でキャンパスが分かれている

例えば國學院大學や北里大学などは、学年毎にキャンパスが分かれています。

たまたまこの2校が浮かんだので名前を上げましたが、他にもこういった構成をとっている大学は存在し、○○学部はずっと■■キャンパス、でも△△学部は1-2年時のみ■■キャンパスという、完全な学年分けでないパターも多いです。

低学年時が固まっているキャンパスにはキャリアセンターが存在していないことも多く、せっかく訪問しても無駄足になる可能性があります。

私は以前國學院大学でこれをやらかしました(しかもアポなしだったので)。

大学のHPをチェックした際、何となく学年でキャンパスが分かれている雰囲気を感じたら(どんな雰囲気??)、先程同様アポを取る時に電話口で一度確認してみましょう。

ちなみにこのパターンですが、決して大学側が就職支援に力を入れていない訳ではありません。

むしろ企業情報や、就職支援のモノや人を集約することで、学生にとって使いやすくなり、訪問する企業にとってもアプローチしやすい環境になっているのです。(私の場合は、単に情報不足だったということで、、、)

日大は訪問前にチェックしましょう

ということで、今回のテーマは「複数キャンパスがある大学の訪問」についてでしたが、今後の大学訪問の参考になりましたのでしょうか?

最期に、今回ご紹介したキャンパスの例から見ると、冒頭で登場した「日本大学」はどのパターンに該当するのでしょうか?

日大は市ヶ谷本部は統括する場所になるので、主要キャンパス毎に訪問しましょう。通常の大学規模であれば、市ヶ谷を訪問しても良いのですが、日大は大き過ぎます。

日大は、学部ごとで比較的キャンパスが分かれており、キャリアセンター機能がありますので、採用対象になる学部のキャンパス毎に訪問していきましょう。

ただし、日大はお茶の水周辺にサテライトのような校舎が多く立ち並んでいますが、「サテライト」機能はキャリアセンターの機能がないことも多いので、そのエリアを周る際はしっかりと事前確認は行いましょう。