大学訪問

東京農業大学大学訪問どこへ行く?

東京農業大学の大学訪問

農大に行く時はどこに行けばよいか?

今回のタイトルは「東京農業大学の大学訪問」と、東京農業大学の大学名を挙げさせて頂いたのですが、前回の記事が日大が「複数キャンパスがある大学の訪問」だったのと同じように、東京農業大をテーマにしているわけではなく、「就職幹事がいない大学の大学訪問」についての話になります。

このサイトの「大学訪問カテゴリー」では、学部や学科を指定しての採用活動を行う場合、キャリアセンターと併せて「就職幹事」を訪問することをオススメしておりますが、今回テーマにするのが、その就職幹事が存在しない大学への大学訪問のやり方です。

東京農業大学は、たまたまその事例として真っ先に浮かんだの農大だったわけで名前を使わせて頂きました。

キャリアセンターに就職情報を集約

最初に結論から伝えてしまいますと、就職幹事を設定していない大学は、キャリアセンターに情報を集約しているケースが多いので、大学訪問をする際もキャリアセンターに情報を集約して伝えましょう。※そもそも就職に関する連絡先が、キャリアアセンターしか公開されていないのでそうせざる得ませんが。。。

例えば、今回事例として大学名を挙げさせて頂いている「東京農業大学」のケースでお伝えします。

東京農業大学はキャンパスが3つ(世田谷・厚木・オホーツク)ありますが、各学科に就職担当は設定せずキャリアセンターで情報を集約しています(採用関連での訪問や連絡をキャリアセンターで一手に受けています)。

実際に各キャンパスを訪問してみると分かりますが、以前ご紹介したような、キャンパスによってのキャリアセンターの優劣は感じません。どこか一つのキャンパスに依存するわけでもなく、各キャンパス共に、就職支援の環境は整っています。

キャンパス毎にキャリアセンターがある大学訪問に関してはこちらの記事をご参考にしてください。↓↓

大学によっては、学部や学科毎に就職幹事だけでなく就職事務を設置している大学もあり、専攻によって細かく情報を広報できるのですが、それぞれが情報を共有出来ているのか?と言うと、正直しっかりと連携出来ている大学の方が少ない印象があります。

そんな中、東京農業大学のように、あえて就職幹事を置かずに、各キャンパスのキャリアセンターがしっかりと機能することで、むしろ採用情報が集約して、学生にも一括して広報出来る環境になるのでメリットを生むケースもあるのです(学生側にも、就職関連の案内がキャリアセンターからの連絡に集約されるメリットもあります)。

ちなみに東京農業大学は、キャリアセンターが一つの流れの中でしっかりとマニュアル化されておりますので、求人を送ったり、訪問することをおススメします。

だめなキャリ線

表向きだけの厳しいケースも

ご紹介させて頂いた東京農業大学のように、あえて就職幹事を置かずにキャリアセンターに就職情報を集約している大学もある一方、意図せずに就職幹事が存在しないケースや、就職幹事が存在するにも関わらず、一切連絡がとれずに形だけになっている大学もあります。

ここから先は、「結果的にキャリアセンターに集約せざる得ない」そんな状況になっている大学のケースについてご紹介したいと思います。

そもそも学科に支援の概念がない

まずは、そもそも学科自体に「学生の就職支援をしようという考えがない」というケースです。

研究室は、「研究をする場所、学業を行う場所」であって、「就職支援」のための場所ではない、というその気持ちがを分からないことはないのですが、就職幹事はもちろんですが、学科そのものに就職支援に関しての意識がないため、就職幹事という役割が存在せず、「各研究室毎でやりましょう」ということになっています。

しかし、これまで見てきたこのケースで各研究室毎に出来ている大学はほぼないです。

キャリアセンターに就職情報を集約する以前の問題で、学科に就職支援の意識がないケースがこれに該当します。

キャリアセンターも介入しない

もう一つ非常に厄介なのが、就職幹事が存在するにも関わらず、一切連絡がとれず形だけになっているケース。

この場合、学科に就職幹事などの窓口を置いており、担当教員の名前は記載しているものの、HPなどに連絡先が一切記載しておらず、全く連絡の取りようがありません。

一応役職として学科内には存在はしているのでしょうが、就職支援を使命としているキャリアセンターとしては、もう少し情報を公開するように働きかけて欲しいなといつも思っているのですが、キャリアセンターとしても教員側とあまり揉めたくないため、あまり関与せずというのが、恐らく背景にあると思います。

就職幹事がいない学科へのアプローチ方法

採用担当者の中には、就職幹事の連絡楽先がわからなかろうが、就職幹事がいなかろうが「独自でアプローチをするぞ!」と意気込む方もいると思います。

スタンスとしては素晴らしく、ぜひやって欲しいとは思いますが、少しお待ちください。

まずは次の項目を読んで参考にして頂ければと思います。

OB、採用実績のある研究室

学科に就職幹事が存在しない場合、「何となく連絡先が記載されている場所に連絡しよう」と思われるかもしれませんが、断られる可能性が大です。

また、就職幹事の名前は記載されているものの連絡先がなく、「仕方ないのでキャリアセンターに聞いてみよう」と連絡をしてみるかもしれませんが、この場合は「キャリアセンターで集約しています」と言われる可能性が大です。

そんな時は、ぜひ社内を見まわしてみて、該当大学からの直近の採用実績を確認してください。

そして、もし該当者がいれば、その研究室からアポイントを取って下さい。

至極当たり前のやり方ですが、最も確率が高く広がっていくやり方になります。

HPで研究室を検索

就職幹事を設定していない大学(学科)、設定はしているものの連絡先の記載がなく、どこに連絡をしていいのかわからない場合。

もう少し上級者向けのやり方もご紹介します。

就職幹事ではあるものの、連絡先が掲載されていない先生、アタックしたい先生や学科、それらがあるのであれば、学科名や先生の名前で検索をかけてみましょう。

研究室によっては、HPを持っている研究室が比較的多く存在しています。そしてそこに連絡が記載しているケースも。。。。

ぜひ一度連絡をしてみましょう。ただししつこいアプローチはNGです。

キャリアセンターを抑えよう

ということで、今回は「就職幹事の存在しない大学へのアプローチ」についてお伝えしました。

これから先大学訪問を実施しようと考えている場合は、必ず通る道です。

こうした大学の場合は、まずはキャリアセンターをしっかりと抑えるのが基本中の基本ですので、とりあえずキャリアセンターを抑えてから、その先の行動に移りましょう。