大学訪問

大学訪問へはどうやってアポイントをとればいいのか?取り方は?

大学訪問のアポの取り方

今回は「大学へのアポの取り方」についてなるべく詳しくご紹介したいと思います。

採用活動で大学訪問をすることになり、「とにかくアポイントの取り方を詳しく丁寧に教えて欲しい」と思っている方はぜひご参考にして頂ける内容になるかと思います。

大学にアポをとる

さて、「大学へのアポイント」ですが、これまで別の業務や業種において「アポ取り」、特に「新規開拓でのアポイント電話」をしたことがある方であれば、「大学へのアポイント電話」というのは、さして難しいことではありません。

もっと言ってしまえば、非常にハードルが低く、人によっては「簡単過ぎる業務」と思う事でしょう。

逆にこれまで「アポ取り」はおろか、全く繋がりのない外部への電話を殆んどしたことがない方にとっては、「新規」という言葉が付くだけでアレルギーがあるかもしれませんが、感覚としては「何かの予約を取るために電話をする」くらいでいて頂けると、案外心理的なハードルは下がるかもしれません。

「色々とお話を聞くための時間が欲しいので、予約を入れる」という感じと言いますか。。。

キャリアセンターにアポを取る

大学訪問のアポ取りの手順としては、まずは訪問(したい)予定の大学のキャリアセンターに電話をいれましょう。

大学のキャリアセンターに関しては、連絡先が一部を除いて各大学のホームページに記載されているので、その連絡先に電話をいれるのが最も早い方法です。

インターネットで「●●大学 キャリアセンター」と検索すれば出てきますので、そこから探して頂くのが早いですが、今回は私の方で全国のキャリアセンターへの連絡先をまとめていますので、そちらをご参照下さい。

電話を入れると、直接キャリアセンターに繋がる大学もあれば、一旦総合の窓口?や交換台に繋がる大学もあるので、「新卒採用の件で電話した旨」と「キャリアセンターに繋いで欲しい旨」をしっかりと伝えて下さい。大学によっては「新卒採用」というキーワードを出したタイミングで即キャリアセンターに繋いでくれる大学もありますが、念のため。

実際にキャリアセンターに繋がったら、以下の2点についてお伝えとお願いをしましょう。

新卒採用の件で伺いたいこと・希望の日にちと時間帯

キャリアセンターは大抵複数名の方が在籍しているので、該当の日時に合同説明会などキャリアセンターがメインで動くイベントがなければ、誰かしらが会ってくれるはずです。

ただし「誰かしら」になるので、もしも目的の人物がいらっしゃるのであれば指名をしっかりとしてください。

以前の記事にも書かせて頂いたのですが、「キャリアセンター」は外部から来校してくる企業に対して対応することが目的の一つとなる機関ですので、新卒採用を行っている企業からの訪問は、基本的には歓迎してくれる部署です。

ほとんどの大学のキャリアセンターがしっかりとした対応をしておりますので、安心して連絡してみてください。

キャリアセンターへのアポ取について詳しく書いた記事はこちらです↓

研究室へアポをとる

ここまで読んで頂いて、「大学にアポを取ることはそれほど難しくなさそうだ」そんな風に感じてもらえたかもしれません。

キャリアセンターへのアポという観点で言えばその通りで、電話口で断られた経験がある方というのは、(何かしらの原因がなければ)殆んどないと思います。

しかし一言に「大学にアポをとる」と言ってもキャリアセンターではなく、「研究室」へのアポイントとなると、これは全く状況が変わってきます。

理由は明確で、研究室の先生はキャリアセンターのように、就職支援が目的ではなく、学生に講義をしたり、研究を進めることが目的であって、採用目的の企業への対応は「専門外での業務」に過ぎないからです。

そのため研究室への連絡は、多くの場合が「招かざる客からの連絡」にあたるので、冒頭で書いた「アポ取り」はおろか、全く繋がりのない外部への電話を殆んどしたことがない方にとっては、キャリアセンターへの電話に比べると、こちらはグンとハードルが上るはずです。

理系学部には、就職幹事(その学部や学科の就職担当のような役職)というものが存在するので、「 (訪問したい) 大学名 就職担当」と検索してみてください。

キャリアセンターのように簡単に発見できないことも多いですが、学科名を追加したりするうちに発見できることが多いです。

電話のかけ方や伝えることはキャリアセンターの場合とほぼ同じですが、時にはガチャ切りや、断られる事、繋がらないことも多いので、めげずに頑張って下さい。

研究室への電話かけの詳細は下記に記載しています。↓

大学へのアポは電話?メール?どっちがいいの?

最後になりますが、大学にアポを取る手段についてです。

電話の方がいいのか?メールにした方がいいのか?

それぞれ意見があると思いますが、個人的な意見で言わせて頂くと、、

「キャリアセンターは電話、研究室は大学による」です。

細かくご説明すると、まずキャリアセンターの場合ですが、こちらは複数の職員が企業対応含めてのスケジュールを共有しているケースが多いので、電話してしまった方が早いのです。

こちらの希望を伝えれば、電話口での対応者(キャリアセンターに繋がれば)がその場で日程調整してくれるので、こちらのスケジュール的にもありがたいです。

一方研究室ですが、こちらは連絡先を調べた際の連絡先の記載方法によります。

結論、メールアドレスしか記載のない場合はメールで打診を行い、電話番号しか記載のない場合は電話で打診して下さい。

ただし、メールアドレスしか記載のないケースはあっても、電話番号しか記載のないケースはほぼありませんので、研究室の先生は電話の連絡を嫌っている傾向が強いです。

そんな背景があるのであれば、全員メールを送ればいいのでは?と思うかもしれませんが、「メールが埋もれてみていない」「確認しているが返信がない」といったケースも非常に多いので、電話番号の記載があれば、電話からまず先にした方が良いでしょう。

ということで、今回は「大学へのアポの取り方」についてご案内しましたが、アポ取り経験のない方は、まずはキャリアセンターから連絡してみてください。

逆にこれまで新規アポ取りの経験がある方は、研究室にチャレンジしても良いかもしれません。

素敵な大学訪問ライフを送って下さい。