採用の裏側

成長できる会社はどう探す?

成長できる会社の見極め方と見つけ方

成長できる会社とはどんな会社か?

「成長できる環境」

これは、最近の新卒採用において学生が会社を選ぶ条件で、毎年必ず上位にくる項目です。

その証拠として、リクナビやマイナビが毎年実行している学生アンケート「就職を決めた会社の決定要因」において必ず上位に出て来る回答です。

この「成長できる」という項目は様々な就職サイトにおいて、企業側が好んで使っていることが多い印象を受け(取材テーマなどで)、学生どちらかというと「研修制度」や「先輩社員」の存在によって勝手な幻想を抱いているような気がします。

この研修制度や仕事内容をやることで、この○○先輩のようになれる、と。

今回はそんな「成長出来る会社の見つけ方」を紹介したいと思います。

成長出来る会社の見つけ方

「成長出来る会社(環境)や成長させてくれる仕事」というものは沢山存在しますが、「成長させてくれる会社や仕事」というものは、世の中に存在しません。

これはちょっとした言い方の違いになるのですが、大きく違います。もしかすると存在するのかもしれないですが、少なくとも私は知りません。

塾や予備校もそうですが、勉強するのは誰あろう本人です。入って何もせずに成績が勝手上がっていったり、授業を聞いているだけで成績が上がっていく塾があれば皆が入塾するはずです。

「研修ありますか?」と質問をされたとしても、「あるけど何か?」というのが採用担当者の本音なのです。

あなたの頑張りを2倍3倍にしてくれるのが良い研修や教育制度なのであって、そもそも貴方自身のやる気がゼロであるならば何倍しようがゼロのままなのです。

仕事も同じです。その仕事を行うことで勝手に成長なんてしません。その仕事に携わることによって様々なことを学び、課題を乗り越えていくので成長していくわけで、それこそが成長できる仕事なのです。

受け身でいる人材なんてどこの会社もいりません。あなたのやる気や夢を応援してくれる環境(会社)は沢山あると思いますが、やる気や夢を起こしたり持つのは貴方自身になりますのでお忘れなく。

成長とは何かを言語化して説明せよ

面接の場面で学生が「成長出来る環境」と口にした時。エントリーシートに「成長出来る環境」と記載してある時。必ずと言っていいほど質問します。

「貴方にとって成長出来る環境ってどんな環境?」

残業が沢山あって、仕事を目の前に山のように積まれ、休日出勤は当たり前。メチャメチャブラックじゃん。と思うかもしれませんが、こんな環境で若いうちに揉まれれば成長出来る可能性は高いはずです。

ビジネスで成功している人の話を聞いたり本を読むと、やっぱり「仕事は質」などと言う前に、「仕事の量」は圧倒的にこなしています。最初から「量より質」なんて言ってないで、量をこなすために効率化させてこなせる量を増やしているのです。

チーム力を合わせて目標達成をしながら成長するのか?個人同士が切磋琢磨して目標達成しながら成長するのか?同じ成長の仕方でも異なります。

最近は「チームで」という回答が多いですが、なかよしサークルを作っていくわけではないので勘違いしないように。

成長出来る会社の見つけ方結論

結論から言ってしまえば、自身の気の持ちようと行動力によって、どんな場所・環境であっても成長することは出来ます。ただしその努力をどこまで助けてくれるか?支持してくれるか?が会社ごとによって異なっており、全力でサポートしてくれたり、今の自分には多少困難な仕事を与えてくれるのが成長させてくれる会社なのです。

自身で時間を作って調べて勉強をして。休みの日に日々足りない何かを求めて努力する。
会社がその調べる時間を簡略化できるような資料を提供してくれたり、セミナーを行ってくれることで考え方の引き出しを増やしてくれたり時間効率を上げてくれる。それが新たなことを行う時間に変わる。

「どんなことでも全力でやります」「とにかく稼ぎます」
口にする言葉は違えど、前面にやる気が見える能動的な学生は伸びます。

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